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知らないと危ない、肌の乾燥を促進させる食べ物

肌が乾燥するのは冬だけではありません。肌をしっかり保湿していても、知らない間に毎日食べている物で肌の乾燥を加速させてしまっているかも…。肌の乾燥を加速させてしまう可能性のある食べ物や飲み物を解説します。

肌が乾燥するのは冬だけではありません。オイルやクリームで肌をしっかり保湿していても、知らない間に毎日食べている物で肌の乾燥を加速させてしまっているかも…。せっかくのお手入れを無駄にしないためにも、肌の乾燥を加速させてしまう可能性のある食べ物と飲み物を解説します。

肌の乾燥やどうやって起きる?

肌の乾燥には、大きく分けてふたつ原因があります。ひとつは外的原因です。衣服のスレや洗顔のし過ぎなどによって角質層が剥がれすぎてしまうと、そこから水分が蒸発してしまい肌の乾燥を引き起こす原因になります。

もうひとつが内的原因です。紫外線によって発生する活性酸素は、コラーゲンやヒアルロン酸の生みの親「線維芽細胞」にダメージを与えてしまうため、コラーゲンやヒアルロン酸を作る能力が下がってしまい、肌の潤いやハリがなくなってしまいます。

また、ターンオーバーの乱れも肌の乾燥を引き起こす原因に。細胞の生まれ変わりが遅くなると、古い角質が溜まってしまいます。古い角質は、剥がれ落ちやすく、剥がれたところから水分が蒸発してしまい肌の乾燥を引き起こします。

肌を乾燥させてしまう食べ物

肌の乾燥は、前述の外的・内的要因のふたつによって引き起こされますが、食べている物によって、さらに肌の乾燥を促してしまうことがあります。次の食べ物を摂っていないか、チェックしてみましょう。

(1)糖質の多い食べ物

砂糖や小麦粉、芋、豆など糖質の多い食べ物は、血糖値を急上昇させてしまいます。エネルギーとして使われず、体内に貯蔵するにも余った糖は、タンパク質と結合してAGEs(最終糖化産物)を作り出します。糖化ストレスは、光老化の次に肌の老化の大きな因子と言われていて、食べ物がおもな原因となって起こる現象です。

コラーゲンが糖化してしまうと、周囲に存在する線維芽細胞を攻撃して線維芽細胞がアポトーシス(細胞死)させてしまうそう。線維芽細胞は、肌の土台となるコラーゲンやヒアルロン酸を作る大切な細胞ですから、糖化現象は、肌の乾燥だけでなく、ハリのない肌、くすんだ肌の原因となってしまいます。

(2)辛い食べ物

唐辛子などの辛い食べ物は、口にした時は血流を良くするのですが、汗が出ることで水分が蒸発してしまい、肌の乾燥を引き起こしてしまうことも。とくに、湿度の低い季節は水分がすぐに蒸発してしまいますから要注意です。

肌を乾燥させてしまう飲み物

肌の乾燥を促してしまうのは、食べ物だけではありません。水分を補給しているつもりが、もしかすると肌の乾燥の原因になっているのかも…。

(1)甘い飲み物

液体で入ってくる糖は、食べ物から摂った糖より早く吸収されるため、血糖値を急上昇させて糖化を引き起こしやすいのです。コーヒーや紅茶に入れる砂糖だけでなく、清涼飲料水にも沢山の糖が使われていますから、注意しましょう。

(2)冷たい飲み物

冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまいます。胃腸が冷えると、身体は深部体温を上げるために血液を身体深部に集中させるため、末梢血管の血流が悪くなってしまいます。
肌の毛細血管の血流が悪くなると、細胞に酸素と栄養が届かず、ターンオーバーの乱れの原因に。

(3)アルコール

意外かも知れませんが、アルコールは糖質の多い飲み物。とくに、醸造酒と呼ばれる米や麦、ブドウなどを発酵させて作られた、日本酒、ビール、ワインは糖質が多いので飲み過ぎ注意しましょう。
一方、蒸留酒と呼ばれる醸造酒を蒸発させて作ったウイスキーや焼酎、ブランデーには糖質は殆ど含まれませんから、肌の糖化が気になる方は蒸留酒を選びましょう。

まとめ

肌の乾燥は痒みや小じわ、ニキビの原因となってしまうこともあります。肌の乾燥が気になる方は、肌の乾燥を加速させる食べ物・飲み物を控えて、ターンオーバーを整える作用が認められているレチノールや琥珀(コハク)エキスの入った基礎化粧品で、外側と内側からケアしてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

皮膚の糖化ストレスと光老化

アルコール、嗜好飲料について 日本栄養士会