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子どもに琥珀のネックレス?ヨーロッパの変わった習慣

子どもに琥珀のネックレス?ヨーロッパの変わった習慣

琥珀(コハク)は装飾品として愛好されていますが、ヨーロッパでは、子ども用の琥珀ネックレスがドラッグストアで売られている国があります。装飾品としての琥珀なら、宝石店に陳列されていると考えるのが一般的ですが、ドラッグストアで売られているのは、どのような理由からなのでしょうか。

どうして?子ども用琥珀ネックレスが売られるワケ

 ヨーロッパでは琥珀は「幸せの宝石」と考えられており、琥珀を贈ることは大切な人へ幸せを贈る事とされています。たとえば、妊娠した女性に琥珀を贈って生まれてくる子供の無病息災を願ったり、我が子の幸福を願って母親が琥珀を身につける…、など琥珀と母子に関わる古くから伝わる風習があります。

オーストリアやドイツ、スイスなど一部の国では子ども用の琥珀ネックレスがドラッグストアで売られています。これは、ヨーロッパ地方では琥珀が「天然の鎮静剤」といわれているため。琥珀に含まれるコハク酸が抗炎症、中枢神経系への鎮静作用があることから、子どもの夜泣きや歯の生え始めの痛みからくる、ぐずりをおさめる効果があるとされているのです。

赤ちゃんは歯が生え始めると、歯ぐきがムズムズして痒みがあるために不快さを感じて泣いたり、ぐずるといった状態が続きます。こうした状態を緩和するために、琥珀ネックレスを買い求めるお母さんも少なくないそうです。
日本でも、通信販売などで子ども用琥珀ネックレスを手に入れることができます。

日本では「歯ぐずり」はどう対応している?

日本では、赤ちゃんや小さな子どものぐずりは「癇の虫(カンノムシ)」が騒いでいるとされてきました。体の中に虫がいるわけではありませんが、癇の虫を封じることで沈静化を図ろうとしていたようです。そのため、神社やお寺で祈祷をしてもらったり、虫封じの御札や御守を授与いただくこともありました。

これ以外にも、日本では、歯ぐずりや夜泣きといった症状には、漢方薬が使われてきました。現在でも、効く生薬として漢方の専門店などで販売されています。また、最近ではゴムでできた“おしゃぶり”のような、噛みながら虫歯を予防できるアイテムとして赤ちゃん用の歯ブラシなども販売されています。

まとめ

歯ぐずりは、早ければ生後6ヶ月ごろから歯が生えてくるためにおこります。不快感からむずがるだけではなく、赤ちゃんによっては発疹が出たり発熱を伴うことも。琥珀ネックレスなど、古くから伝わる先人たちの知恵を借りた子育てを試してみてはいかがでしょうか。